29.September.2024

装う、楽しさを / BISOWN -more variation event at nariwai-

好きなものとの距離感は難しいなと思う時がある。

それは好きすぎるが故に、自分の中での『好き』以外のものが現れると
少し否定的な姿勢から入ってしまうから。

これらは、ある種の呪いなのかなとも感じていて
それらが解き放たれるのは偏ったカテゴライズだけを見る視点だけではなく
俯瞰で、大枠を捉えられた時に解き放たれたりする。(多分)


洋服やファッションのジャンルに至っても
全くもってそんなことがありまくり
自分の好みではないファッションや洋服に対して口に出さないにしても
否定的な考えがあったり、全てを容認しきれない心情があったりする。

これらの感情を否定してしまったら、個性すらも否定することに直結するので否定はしないけれど

なんとなくの肌感だけど、大枠での洋服やファッションが好きという根本の部分を忘れて内戦のようなものが起こり続けている状況にはちょっとだけ
めんどくささも感じている方も多いのでは無いかとも思う。


ただ、これらの問題はさまざまなカテゴリーで発生しており
それは個々が発信できる今の時代だからこその良し悪しの紙一重な部分とも言えるし、今まさに私がこんな語りぐさで書いていることが良い例なのだろう。

冒頭から、なんでこんな話をしたのかといえば
少しだけというか、ちょっとだけ休憩をしないか?という提案をしたいと思い書いている。


言うまでもなくだけど、私は洋服が好きだ。
そして、きっとこんなnoteを読んでいるくらいだから、画面の向こうのあなたも洋服が好きなのだろう。

改めて原点というか、純粋に楽しかった頃の思い出を思い出すことが大事なのかなとも思う。

好きな音楽に初めて触れたとき。
スピーカーからさまざまな音が流れるだけでワクワクした気持ちを思い出す感じ。

初めは小さな好奇心だったと思う。
ギターの音だけを耳で追ってみようや、ベースラインだけを追ってみようとか、、、

そんな些細なきっかけから、のめり込んでいくディープな世界観に浸っていく。

正直めちゃくちゃ楽しいのだけど、、、、忘れちゃいけないバンドサウンド全体の凄さ。

そういった初期衝動的な勢いを感じることができる感性。

ここを忘れていくことで、気がつけば懐古主義な趣味に至っていくという怖さ。

そう、ただ単に、装う楽しさがあったあの頃よ、カムバック的なね。

そういう凝り固まった鎧を脱ぎ捨てて
ちょっとだけ、遠くを眺めるような休憩期間を設けて

そして、もっと洋服を本当の意味で好きになってくれたらなと思っています。

というわけで長々と書きましたが、始めます。(長くてごめんなさい。)

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BISOWN




brand concept


「日々を豊かにする装い、気取らない訪問着、心地の良い普段着、自らのための、美装、日装」。日本の産地の特色を生かしたオリジナル素材を使用し、「古、和、洋、用」の美を重んじながら自然の強さや美しさ、儚さを身に纏うことのできる衣服を提供する。







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デザイナーである中出さんは
過去にnariwaiにて展開し人気を博していた『KIJI』のデザイナーです。

さまざまな物がリリースされ、色々な方々が虜になっていったことを思い出します。

それと並行して青山にあった伝説的ショップだし私も大好きだった
BLOOM&BRANCHのディレクター/ウィメンズバイヤーでもありました。


デザイナーでもありバイヤーでもあるという特殊な経験値は
多角的な視点につながっていったのではと推察されます。

そもそも中出さんの作る洋服には凛とする強さが常にあった気がします。

メンズウェアのルール的な側面に囚われない自由な感覚と
その反面の強い『メンズらしさ』

中出さんの中に映る女性像の強さみたいなものが
もしかしたら出ていたのかな?と思ったりします。勝手にですが。


でも、その強さというところに、実は男性も憧れがあり
そこの部分に洋服的に惹かれていったような感覚がありました。

昨年、中出さんが新たにブランドを始めると伺い
展示会に出向くと、見るからに『中出さん』だなと思えるラインナップに
嬉しくなったのを覚えています。

女性デザイナーが描く、メンズウエア的な視点とはまた違い
例えるなら人間に性差という概念が存在しないとして
洋服を作ったらどうなる?みたいな考えを感じたりしました。
もちろん個人的な感想ですが。

この微妙な差というか、考えの根本の違いに
良い違和感を覚えnariwaiでの展開に至ったという経緯があります。

もちろん中出さんの作るものへの信頼が高かったという部分も
大多数を占めますが、それ以上にnariwaiには無かった視点が加わるなという感覚がありました。


そして、今回より、その世界観を感じてもらいたいと思い
中出さんのご協力の元、ブランドのモアバリエーションイベントを開催することが叶いました。


そんなイベントの内容感を少しばかり、イメージショット的に撮影を行いましたので
お付き合いいただければと思います。

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いかがでしょうか。

ちょっとしたイメージなので全てというわけでは無いのですが
なんとなくブランドの世界観が伝われば幸いです。


ご察しの通りではありますが、今回のイベントは男性も女性も存分に楽しんでいただけるイベントになります。

是非ともさまざまな方に楽しんでいただけたら幸いに思います。


BISOWNの洋服には、スタイリングの楽しさの発見がたくさん詰まっています。

自身のお手持ちのものとの相性も、もちろん全身BISOWNも
さらには他のブランドとの相性も

本当に装う楽しさを発見できる洋服が多いかと思います。


冒頭でも申し上げた通りではありますが、好きなものが複雑化する前の
より純粋な気持ちを思い出すように、楽しんでいただければなと思います。


ちなみにですが、しれっとこのイベントで先行で販売をスタートするモデルがございます(ごく僅かの数量しかありません)

それはコートとハンティングジャケットです、、、

すごく良いのでこちらも是非とも店頭で味わってみてくださいね。

またご来場いただいた皆様にはちょっとした美味しいノベルティもご用意しておりますのでコチラもお楽しみに!(数量限定!)

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BISOWN

-more variation event-

at

nariwai


2024.9.28 -10.6


今回ご案内したアイテムたちのオンラインストアの掲載の予定は
現状はございません。

もし気になるものなどございましたら、お気軽にnariwaiまでお問い合わせください。

会期中のみとなりますが、通販等のご対応も可能です。


皆様のご来場を心よりお待ちしております!



それでは!

nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer


山下 拓郎



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